こんにちは。今日は、私が練習生だった頃の実際のお話をさせていただこうと思います。
私は、本当にラッキーで、同級生とは呼びがたい既に実力をもたれた方とご一緒に練習しておりました。
その日は、夜の8時から練習があるというのに仕事が伸びて帰宅するやいなや夕食の支度をしておりました。
心を休めようと、Youtubeをつけ何か海の音でも聞こうとしたのですが流れ流れて
海→波→渚→渚のバルコニー→松田聖子→聖子ちゃんと郷ひろみさんの会見
となっていました。
その流れを自然に聞きいれ、台所仕事をしておりました。
ふと、耳を傾けてみると
当時は関心が薄く知ることもなかった二人の関係でしたが
ビデオ越しに聞いていると二人がとても愛し合っていたのだということ、そして結婚も決まっていたはずの突然の二人の別れ。それはお互いが願ってのものではなく
郷ひろみの、結婚したら聖子ちゃんには家にいてほしい(仕事を辞めてほしい)という思いに対して聖子ちゃんは、ご自身も仕事を続けることを望んでいたというのに加え、聖子ちゃんの尊敬するお父様もそれを望んでいたということでそれをそれを尊重した上での決断
。。。と、勝手に私なりの解釈をしつつ慌てて夫と食事を済ませ、練習に滑り込みセーフで望みました。
いつも練習をする時は、最初にお互いに日常での出来事などを軽く話すのですが
その日は、私からは先程の、聖子ちゃんと郷ひろみさんの話を話しました。
当時は、日本では結婚したら女性は家庭に入るというのがまだ多かったので
今だったら二人の運命は違っていたのかもしれないねといった話をして練習に入りました。
その日は、私がクライエント役で、横になり練習相手のYさんから
過去世ヒーリング セッション3 を受けるというものでした。
すると、、、
セッションして間もなく、先ほどの聖子ちゃんと郷ひろみさんの思いがグーッと胸の中に入ってきてとても切なくなってしまいました。
その切なさというと、もうまるで自分ごとの様なリアルなものでした。
そして、練習が終わりました。
(セッション中は、この様にクライエントさんは次々に色々な感情が出てきたり、色や匂いを感じたり、体のどこかに痛みを感じたりすることがよくあります。)
私の過去世
どこか、古代のローマ時代位にさかのぼる。
彫刻家として孤独に仕事を黙々とこなしている。
どうも、家族を捨てただ名誉のために、それは王のためなのか、国家のためなのか、ひたすら仕事に専念する。
遂には、疲労で去る。
この人物の影響から、私の今生では
何か大切な物事を選択する時は、何かを得たら何かを捨てねばならぬという
思い込みが、染み込んでしまっているとのことでした。
そして、私のハイヤーセルフは、言うのでした。
「もう大丈夫だよ。
さっきの、聖子さんとひろみさんの話の様に時代は変わったのだから今は良いのですよ。
両方とって良いのだよ。
一つしか取れないと言うことはないのですよ。
あなたは、仕事と愛は別のものだと思っているようですが、どちらも同じものであるべきです。
お金をとったら、何かを捨てるという考えを手放しましょう。」
と言われました。
お金をとると、愛を捨てる?
お金=卑しいもの、欲深い、人に請求しにくい、でも自分の労働には価値を高くつけられない
ではなく、
お金を得て、豊かさと愛をとっても良いのだよということでした。
なので、聖子ちゃんの思いがエンパスとなって私の中に出てきたようなんです。
もっと、言えばあの時たまたまあのビデオを見たのにも偶然ではなかったということでした。
このようにして、私は無事過去からのトラウマが一つ消え、
そして、魂の断捨離のごとく、その代わりに新しい過去からのギフト。
豊かさを受け取るスペースを魂の中にもらいました。
なんとも、意味深い出来事でした。