今回、チューリップさんという、39才でもっか不妊治療中の女性をインタビューしました。
35才から始めた妊活も、人工授精、体外受精と幾度と繰り返すも妊娠に至らずで原因不明の不妊症だと言われます。
転院を繰り返す結果、5回目のクリニックで勧められた膠原病の検査。
これによって抗セントロメア抗体の通常数値が何十倍という数値でも妊娠しづらいのに1280倍という数値があると言われたそうです。
この抗体によって、正常な卵子を自分で攻撃してしまいなかなか妊娠に至らないと言われたそうです。
この時、難病と認定されている膠原病になりやすいとも言われたとのこと。
発症していない今、これから気をつけることもできるのでよかったと、持っている自分の似顔絵を嬉しそうにふっているチューリップさんに彼女の前向きさが伝わってきました。
子どもがいない事をどう思うかという質問には、いたことがないからわかりませんとお答えされたチューリップさん。
この質問は、不妊治療現在進行形の方だったら、言葉にするのもきつい質問で、受け止めたくないですとか、自分だけ取り残された感じがするという様な回答をいただくことがよくあるのですが、チューリップさんの観点は少し違いましたね。
他人と比較する事がないのですね。
とはいえ、幸せそうな親子を見て、不意にくる羨ましいとか不安になるなどあるのか伺うと、
自分が落ちている時には、そんな風に思うこともあるけれど幸せそうには見えても人の幸せとは、実際の思いは外から見ての分からないのでそれだけを見て羨ましとは思いませんとおっしゃってました。
これは、どの問題でも同じですね。
相手の持っているものを持っていない時に、そこをどう受け止めるか。
自分が求めているものを人が持っていた時、そこをどう受け止めるか。
今、自分にとってその欲しいものがない方が良いから今それを持っていない。。。かもしれない。
クライエントさんをみていても、自分自身の過去を考えてみても、魂の目的を実行する中で、その問題を解決する事よりも解決していく過程の中に実は自分自身の魂の成長がある様に思うんです。
だとすれば、問題がある方が、欲しいものが叶わない方がそれは、成長できるとっておきのチャンスになる訳ですね。
それを考える方が、羨ましいと思う時間より有意義だと思うんです。
チューリップさんの今後の挑戦に幸あれ!