オーストラリアに住む胡蝶蘭さん。
私、自分が住んでいた国、そしてアメリカなど世界各国で移住した日本人の方々とお話しする機会が多くあるのですが。
よく思うのが、確率としてそんな方々って意外と幼少期が複雑だったり、日本のご家族との関係が良好ではない方が多いなって感じるんです。
ま、自分も紛れもなくその一人なのですが。
もちろん、これ個人的な私の見解ですしそうではない方もたくさんお見かけしました。
でね、こういう方ってやっぱり思うのが辛い経験をした分だけ、度胸があるというのか。それが
バネになっているというのか。
だからこその、海外移住というのをやってのけることができるのだと思うんです。
その逆に幸せに育って、家族の縁が濃い方が海外移住に泣く泣く断念するという方々も若い頃には見てきました。
これは、幸せなようで家族の絆が強すぎると個人としての人生に制限がかかると一般的に言われている典型的な例えだと思います。
とにかく、胡蝶蘭さんはこの穏やかな表情の中にとても強い信念を持たれている方なんだなってインタビューをしていて感じました。
胡蝶蘭さんの話口調でついつい、流れのままオーストラリアに辿り着き、ついつい結婚され、今の人生があるのかと思いきや、よくよくお話ししてみると、それは全く逆で、そこにはついついというよりは常に胡蝶蘭さんの立派な信念が健在しているのだと感じました。
とは言っても、長生きしたいかと聞かれればそれには即答でNO。
幼少期にお母様を早くになくされ、自分の存在がここにいていいのだろうかと感じるようになったとおっしゃってました。
自己肯定感が低かったともおっしゃってました。
そこで、胡蝶蘭さん。ではどうしたらいいのかと考えた結果、自分は愛されなかったとという幼少期を克服するのには、自分が自分を愛してあげればいいのだと気づいたんですね。
胡蝶蘭の花言葉、あなたを愛しています。
ヒーラーの胡蝶蘭さんにはこの精神が根付いているように感じました。
この自分を愛するというのも簡単なようで難しい事だと思うんです。
結局、自分を愛している事って、こんなに成功や成就したから自画自賛!とか、こんな素敵なところがある自分好き!というものではないような気がします。
そおいったものは、条件付きで自分を愛しているわけで。
でも、誰に何を言われようと自分の思いに正直に行動をおこし、その上でそこから得た経験こそが自分という人間を作り、愛おしくも思うし、自信がつくのではないかと私は感じます。
その時の自分に正直に動いた自分自身の行動力を心から褒められると思うんです。